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大人の手足口病の感染力について

手足口病は、風邪の感染と同様に、唾液、鼻水、汗、便などから感染します。
近くに手足口病のウイルスを持っている人がいる時は、くしゃみや咳からの飛沫感染を避けるため、必ずマスクをしましょう。

特に母親が子どものオムツ交換をする際に便から感染するケースが多いので、オムツ交換をした後は必ず手を洗い、汚れた衣服はこまめに洗濯するよう心がけましょう。
消毒液をスプレーに入れて、気になるところにふりかけるのも効果的です。

手足口病の感染力は比較的強く、ウイルス保持者が近くにいると飛沫感染をする可能性はかなり高いと言えます。
感染している子どもの食べ残しを食べても感染するので、家の中に感染者がいる場合は、マスクの装着や消毒、手洗い、うがいなどを励行して下さい。

子どもの手足口病は重症化することはめったにありませんが、大人が手足口病に感染すると子どもに比べて重症化するようです。

また、エンテロウイルスを原因とする手足口病に感染すると中枢神経系に影響が出やすく、急性脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。
 
今年流行している手足口病は、大人がかかった場合、例年よりも水泡が大きく全身に広がり、高熱を伴う傾向があるようです。
都内のあるクリニックの院長は、従来にないほど重症の手足口病患者が発生していると警鐘を鳴らし、感染への注意を呼びかけています。

手足口病のウイルスは、症状が治まった後にも便などから3〜4週間かけて排出するため、治ったと思っても油断せず、引き続き手洗い・うがいを欠かさないようにしましょう。
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