スポンサード リンクスポンサード リンク

大人の手足口病の治療法

大人の手足口病には、これといった治療薬が存在しません。
従って、夏風邪にかかったときと同様に、時間の経過と共に自然に治癒するため、症状が治まるまで自宅で安静にしているのが一番効果的と言えるでしょう。

特に治療薬がないため、発熱した場合は解熱剤、痒みがひどい場合は痒み止めというように、症状に応じて薬を使い分けることになります。
これ以外にも、数種類の漢方薬も効果的に用いられています。

それでは、症状別の対処法についてみてみましょう。


<口内炎の治療>

  • イソジンなどのうがい薬で頻繁にうがいをするのが効果的です。
  • 口内炎用の軟膏もありますから、症状が重い場合には有効です。
  • 食べ物を口に入れたり飲み込んだりすると痛みを感じ、食事ができない場合は、アイスクリームやかき氷など冷たいものを食べて感覚を麻痺させてから食事をとると良いでしょう。そうめんなど、さっぱりしてあまり噛まなくてもよいものがお勧めです。
  • 手の平の中指の付け根の横じわの中央に「口瘡点(こうそうてん)」という口内炎に効くツボがあり、押したりもみほぐしたりすると治りが早くなります。

<手足の痒み>

  • ウナコーワやムヒなどの市販のかゆみ止めが効果的ですが、掻きむしって皮膚がただれている場合は使わないようにしましょう。
  • 抗ヒスタミン剤を内服する方法も有効です。

<水疱>

  • 市販の軟膏を患部に塗布します。

<発熱>

  • 市販の解熱・鎮痛剤が効果的です。
  • 水やぬるま湯につかり、体の熱を冷ます方法も有効です。

<漢方薬>
  • 手足口病の症状をやわらげる効果のある漢方薬には、桂麻各半湯、桔梗湯、葛根湯、越婢加朮湯、板藍根、天津感冒片、涼解楽などがあります。
スポンサード リンク